24 2月

「『情報依存症』に最大限の注意を」

我々は、情報提供者であり情報生産者である。そのハイテク情報社会の中で生きている。
ハイテク情報社会について語るには、余りにも膨大なる宇宙的規模の資料が求められる。ハイテク情報社会とは、情報が人間(性)を育むというより、実は人間(性)の生活的・社会的未知数と宇宙的未知数を無限大に発信する怪物のようなものだと私はうけとめている。ここには、人間と宇宙生命体の生命(いのち)にかかわる情報が隠されている。
故に、「情報依存症」には、気をつけたい。すべての尊い生命(いのち)を奪うことになるからである。過去と現代におこった歴史的事実がそれを証明している。
「情報依存症」にならないためにどうしたらよいのか。私は、ここで唐突的、ズレ的と思えるかもしれないことを伝えたい。
一度、我々一人ひとりが『社会的・生活的弱者』(勘違いのないように、被害者意識的立場という意味ではない)の立場に立ち返り、ハイテク情報社会を省みたらどうかと。
日々の生活の中で、就労トレーニングの中で、人をネタにした「井戸端会議」の現代版にはまらないように気をつけたい。自分を傷つけないように隣人を傷つけないようにするために。